
ベーカリーの前にある桜が満開になりました。 3月に入って大分あたたかくなっては来たものの、まだまだコートを手放す勇気は持てず…。
4月から新しいスタートを控えている方も、なんとなくどっちつかずで落ち着かない毎日を送っているのではないでしょうか。
せっかくだからみなさんに、ペジーブルに届き始めた暖かさを少しだけでも届けたいと、そとに出てみて驚きました。
「さくら」といえば「霞か雲か」と歌にもあるように、白に近い紅色をした花が、絹でできた布をそっとか撫せた様にふんわりと広がっているものだとばかり思っていた私。
写真を見ていただければわかるように、ペジーブルに咲いた桜とは、大分イメージが違いました。
言い表すのもなかなか難しいのですが、空に向かっていっぱいに太い枝を伸ばしているところ。まるで、大きな手で必死にはるの日差しを受け取ろうとしているように見えませんか?
柔かく優しいだけではなくて、こんなに力強く咲いている桜もあるんだ…。と、一気に目が覚めるような気持でした。きっと、こうして満開になる前にも、大太鼓をたたくような足音を響かせて、春が近づいてくるのを根気強く待ち続けてきたんだろうな…。
去年と変わらないように見えて、確実に色を変えている今年の春を、この桜と同じように体いっぱいで感じることができたらいいな。と思います。
ペジーブルに来て下さる方も、思い出して心がじんわりと温まってくるような春を過ごされますように…。
Posed by MRA